Column
コラム
海老は加熱すると赤くなりますが、これは海老のもつ色素によるもので、
その色素こそ海老の持つ特別な栄養素「アスタキサンチン」です。
アスタキサンチンは強力な抗酸化作用をもち、紫外線ダメージの軽減、疲労回復、動脈硬化の予防にも効果的です。
熱に強く、加熱しても大きく分解されることはないので摂取しやすいのも特徴。
日本で消費されている海老の9割が輸入品ですが、円高であるにもかかわらず相場は下落傾向にあり、比較的 手に取りやすい食材となっています。
うちでは娘が海老好きなので、アスタキサンチン効果は二の次。スーパーで目についた時に買ってきて、海老尽くししています。
生食用の海老だと頭は捨ててしまいがちですが、そのアスタキサンチンを効率よく摂取するには海老の頭をつかった味噌汁がおススメ。
最初に海老の頭を乾煎りしてから、鰹節も出汁に加えて、さらに日本酒を少し加えると、臭みがとれて風味が引き立ちます。