Column
コラム

たくちゃんの日常(バーベルプレスとダンベルプレス)

トレーニング
著者:川辺拓史

「どちらが良い??」

トレーニーの中では永遠のテーマになっていたりもしますが、
高重量を扱えるのがベンチプレス、
可動範囲を大きく動かせるのがダンベルプレスとなります。

胸のトレーニングには両者を取りれている人が多いと思いますが、
最初に行う種目ほど重要なものであり、どちらを優先するかとなります。

何キロ持ち挙げられるかを追求したり、高重量を扱うのが目的であればバーベルプレスですが、
ボディメイクの観点では、ダンベルの方が筋刺激が強く筋肥大に優位といわれています。

ダンベルなら肘を深く下ろせるので強烈な胸筋のストレッチ感が得られますが、
バーベルだとバーが胸に当たるところまでなので胸筋の伸びに余裕を残します。

この話題が尽きない背景にはベンチプレスの人気の高さがあって、ビギナーからベテランまで夢中になっている人がとにかく多い種目です。
ダンベルより安定して持ち挙げやすいこと、筋力を補うテクニックも使えること、そして持ち挙げる重量がモチベーションに直結することなど、メリットや魅力がたくさんあります。

一方のダンベルプレスは、スタートポジションにもってくるまでに疲れること、慣れないとバランスがとりずらく怖いこと、持ち挙げられる重量が下がることなどでバーベルプレスのあとに持ってくる人が多いです。


どちらをやるにしても正しいフォームで行わないと怪我のリスクを高め、筋肉を刺激する効果は弱まってしまうのは言うまでもないことですが、NG行為が目立つのがバーベルプレスです。
バーベルベンチプレスは重量にこだわりすぎると、バーを持つ位置がワイド過ぎたり、バーを胸でバウンドさせたり、バーを胸まで下ろさず可動域が浅く、踵やお尻が浮いた不安定なフォームになったり、ジムのあるあるな光景にもなっています。


■ダンベルオンザニー(動画)■
ダンベルプレスも筋力がついて重たいダンベルを扱うようになると、ベンチに寝てダンベルを頭上のスタートポジションにもっていくまでが大変になります。 30㎏を超えるダンベルを持つようになるとダンベルオンザニーができないとこの種目自体できなくなります。
フラットベンチで行うダンベルプレスは数回の練習でできるようになると思いますが、背もたれをたてたダンベルショルダープレスの方は難易度が高くなります。
男性トレーニーには是非覚えてもらいたいテクニックです。

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