Column
コラム

たくちゃんの日常(増量期終了)

トレーニング
著者:川辺拓史

50代も半ばに差し掛かると、トレーニングを続けていても、同じルーチンの繰り返しだけでは年々少しずつ筋量・筋力が減少していきます。
そのため、この歳になってから年に1~2度の「増量期」を設けるようになりましたが、痩せる以上に増やす方が体に負担がかかるので、毎回 期間は2ヶ月間と決めています。
直近1週間は思うように伸びませんでしたが、今回は2ヶ月経つ今日で終了。

40代では体重68㎏で持っていたダンベルが、54歳の今、70㎏まで増量してやっと挙がるようになりました。

1ヶ月でどのくらいの筋肉がつくか?については、
筋トレ初心者の10~30代の人であれば、最初の2~3ヶ月の間は1ヶ月で1~1.8kg、
筋トレを続けている期間が1年以上になる中級者以上であれば、1ヶ月で0.5~0.8kg
といわれてます。

体脂肪も一緒につける覚悟であればそれ以上の増量も難しくありませんが、1ヶ月で見違えるほどの変化を期待してはいけません。
トレーニングが続かない原因に結果を求めすぎることが入っていますが、一方で目的・目標がないこともその1つ。
今日~明日で良くなった/悪くなったはないので、半年後、1年後に目標を置いて、焦らず、忍耐強く、計画的に進めるに尽きます。

トレーニング歴が長いことのメリットは、トレーニングや食事に関する知識が増えることに加え、自分自身の体調や体質についても理解を深められることにあります。
また、自分自身の体調、体力、体質は年々変わっているので、それに応じてトレーニングや食事は変わり、その積み重ね、繰り返しが他人にも応用できる知識になっていたりします。


前回までのコラムで、ボディーメイクに必要なのは、トレーニングと食事と書きましたが、
もう一つあれば大きなアドバンテージとなるものがあります。

それが『第三の目』です。

私には12年の付き合いになるトレーニング仲間がいて、今でも出勤前後に時間を合わせてトレーニングをしています。
一緒にフィットネスモデルや講習会の仕事もしたことがあって、私の体質や体力まで理解しているため的確なアドバイスがもらえます。
冷静な目を持ったトレーナーやトレーニングパートナーの力を借りると、崩したくない習慣や思い込み、偏り、そういったものを打破することができ、近道となります。

Page Topへ