Column
コラム

たくちゃんの日常(プロテイン)

食事・サプリ
著者:川辺拓史

トレーニーに欠かせないサプリメントですが、去年のプロテイン価格高騰には泣かされました。
1年の間に2~3割も上がったと思います。
今は少し下がって落ち着いてきましたが、コロナ以前の水準には戻ることはなさそうです。

意外と知られていないのは、ホエイプロテインはアジア圏では精製されておらず、アメリカや欧州、オセアニアからの輸入に100%頼っています。国産と謳っているのはパッケージ化した最終加工所が日本にあるというだけ。

プロテイン価格が上昇したのは原料であるホエイの輸入価格が上がったためですが、国内消費量が増えた以上に(日本のプロテイン市場は10年前の4倍)中国での輸入量(養豚用)が増えたことによります。


現在のプロテイン価格は2.5~3㎏パッケージ品がセール価格で5000~6000円、
1gあたり2円。
1回25g(タンパク質20g)摂取すると50円。

同程度のタンパク質を鶏むね肉で摂取する場合 100g=60~70円。

コスパ的にはそこまで大きな差はないですが、1日120~150gのタンパク質を6~7回に分けて食事(肉)から摂取しようとしたら難しいです。何度もやったことがありますが、調理を工夫をしても口にするのが苦痛になります。
食事をエサにしないためにも、サプリメントであるプロテインの併用は必須です。

一方でプロテインの健康被害という言葉も目にしますが、腎臓のろ過機能はキャパがそれほど大きくないので一度にタンパク質を大量に摂りすぎると腎臓機能が弱り、体内にアンモニアを発生させてしまいます。
これは食事で摂る場合も一緒。

赤身肉も発がん性の高いヘムやリンが多く健康に良くないとも言われるので、健康を気にするなら何を食べるにも食べ方や摂取量次第だと思います。

私の1ヶ月あたりプロテイン消費量は4~6㎏。
食事からのタンパク質摂取量はそれより上回るようにしています。
1日にどのくらい摂ったら良いかは太りもしない痩せもしない総摂取カロリーからPFC比にあてて算出します。

※筋量UP、ダイエット目的ならP(タンパク質)比率は30~40%

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