Column
コラム

たくちゃんの日常(ウォームアップでは、何をすればいい?)

トレーニング
著者:川辺拓史

よく会員さんから、「トレーニング前には、どんなウォームアップをすればいいですか?」と聞かれます。

昔は、筋肉や関節をぐいぐい伸ばして止める「静的ストレッチ」が、運動前の準備運動として一般的に行われていました。

しかし、現在では研究が進み、長時間の静的ストレッチはその後の最大筋力を一時的に低下させることがわかってきました。
そのため、筋力発揮が目的のトレーニングや競技前には、これから行う運動に近い動きを取り入れた「動的ウォームアップ」が勧められています。

例えば、スクワットをするのであれば、非常に軽い重量でスクワットをします。
大きな可動域を意識しながら、丁寧な動作で動かしていきます。
少しずつ重量と体温を上げながら、本番セットへ近づけていく感じです。

先に「体温を上げる」と書きましたが、このウォームアップセットの目的は、体温というより、実際に動かす筋肉の「筋温を高める」ことにあります。
筋温が2〜3℃上昇すると、筋肉の収縮や弛緩の速度が高まり、最大筋力や瞬発力が発揮しやすくなります。

また、ウォームアップの目的で忘れてはいけないのは、その日の体の状態とフォームの確認です。

毎回同じルーティンで始めていると、ウォームアップの段階でその日の調子がわかり、
場合によっては体調に合わせて重量や回数を調整したり、トレーニングメニューそのものを見直したりすることもあります。

安全にトレーニングを始め、ひいては長く続けていくためにも、自分なりの丁寧なウォームアップルーティンを持つことをお勧めします。

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