Column
コラム
先日MTC(メディカルトレーニングセンター)にまた行く機会があり、改めてこのテーマについて考えました。
MTCのようにプロアスリートが利用するようなハイパフォーマンス施設では、
施設に専任トレーナーが在籍していても、
個人専属のトレーナーやコーチを同伴してトレーニングするケースがあります。
専属トレーナーの強みは、トレーニー個人に対する深い理解にあります。
強みや弱点、性格や体質まで把握したうえで最適なトレーニングを組み立てることが出来ます。
また、競技レベルではトレーニング方法そのものが機密情報として扱われる側面もあります。
一方で、ZAMRUDを含め、一般的なフィットネスクラブでは、
外部トレーナーの同伴は認められていません。
基本的には、トその施設トレーナーがトレーニングサポートを担います。
では、施設専任トレーナーが個人専属に勝る強みはどこにあるのでしょう?
それは、その施設環境を深く理解していることです。
トレーニングしやすい時間帯、すなわち混雑状況を把握していることも強みですが、
特に大きいのは設備への理解です。
マシンの使い方を説明するだけであれば、正直なところ、誰でもできます。
人に聞かなくても、今の時代、ネットで調べることもできます。
しかし筋トレは、同じ設備でも使い方ひとつで結果が変わります。
設備のポテンシャルを最大限引き出す使い方を提供、提案できることにアドバンテージがあります。
これは、サポートを受ける人だけでなく、
自分でトレーニングを行う人にとっても大きな意味を持ちます。
まとめると、施設専任トレーナーに求められるのは、
・使い方の違いによって、効き方、効く部位がどう変わるか理解していること
・どの順番で組むと効果が高まるか組み立てられること
・トレーニーの目的や体力に応じて種目や負荷を調整できること
・使い方の工夫まで説明できること
となります。
もう少しだけ踏み込むと、
相手は一人ひとり、性格や体質が違う人です。
そこには「相性」といった要素も多いに関わってきます。
最終的にはマニュアル化できないところにこそ価値があり、
その人にあった提案やサポートができるかどうかは、
個人専属であっても、クラブ専任であっても「どのトレーナーが関わるか」によって左右される点で共通しています。
だからこそ、自分の知識や、これまでのやり方にとどまらず、
多くの人の反応を見たり、他施設の設備や、別のトレーニング方法にも触れながら、
自分の視野と知識を広げ続けていく必要があると感じています。