Column
コラム
― 人のカラダは慣れるもの ―
トレーニングを始めた最初のうちはどんどん体が変わります。
しかし、ある程度続けていると
「最近あまり変わらない」
「重量は少し上がっているけれど、体の変化が止まった気がする」
と感じるようになります。
これは人体に備わる環境適応能力で、同じ頻度で同じ刺激を受け続けていると、それに慣れる性質があります。
例えば、同じ重量、同じ回数、同じ種目を繰り返していると、
最初は強い刺激だったものも、やがて体にとっては「いつもの運動」になってしまいます。
そのため、トレーニングでは
意図的に刺激を変えることが重要になります。
重量を重くする。
回数を増やす。
テンポを変える。
種目を変える。
こうした変化を計画的にスケジュールを組み、取り入れる方法を
「期分け(Periodization)」と言います。
例えば、
高重量で低回数の時期、
軽めの重量で高回数を攻める時期、
というようにトレーニング内容を期間ごとに変えていきます。
数カ月単位で入れ替えることもあれば、
最近よく使われるのは、トレーニングのたびに強度を変えていく
DUP(Daily Undulating Periodization)です。
例えば
・月曜:高重量低回数
・水曜:中重量中回数
・金曜:軽重量高回数
といったように刺激を変えることで、
体が同じ負荷や刺激に慣れるのを防ぎます。
種目で変化をつけることもできます。
トレーニングは「頑張れば必ず伸び続ける」というものではなく、
停滞と変化の繰り返しです。
その過程で、他の人のやり方を参考にしたり、悩んだり、喜んだり~
同じ繰り返しのようでいて同じではないから面白いのだと思います。