Column
コラム
毎年 春になると親友から大量の筍が届きます。
いつも朝摂れの新鮮なものを送ってくれるのですが、筍は足が早い食材。なので、受け取ったらその場で下処理を始めてます。
アク抜きには、オーソドックスに米ぬかと唐辛子を使い、量が多いので薄皮を半分ほど取ってから大鍋2つで1時間茹でます。火を止めたら一晩放置。
翌朝、残りの薄皮を剥いたら、昆布とかつおの出汁で茹でてから自然に冷まし、出汁ごとジプロックにいれて保存しています。
食べきれない分は冷凍にしておくこともできます。
こんな時にしかできない贅沢な食べ方として、私が好きなのは穂先だけでつくる筍ごはん。
穂先はアクが少なく柔らかい部分なので、非常に口当たりが優しく、上品な味わいに仕上がります。
今回ここで紹介するのは鶏胸肉をつかった団子です。
筍の食感がアクセントとなって食べ飽きた鶏胸肉が美味しく食べられます。
鶏胸は2㎏分つかっていますが、我家は手動ミンサーなので、この工程が一番の重労働です。
使った材料と配分は、
鶏胸肉 2㎏
筍 500g
長ネギ 3本
生姜 大1個
すりおろしニンニク 大さじ3杯
大葉 1束(10枚)
卵 2個
酒 大さじ3杯
醤油 大さじ3杯
高たんぱくなのは勿論ですが、
筍の食感と、大葉や生姜の香りが合わさって、春の息吹を感じる一品です。